8月の暑い暑い時期から9月に入って急に肌寒い9月の初日ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
また暑さがぶり返してきて、また突然涼しくなっての繰り返しで秋になっていくと思いますが、この時期は腰痛持ちの人は気を付けてくださいね。
秋口と春先は1年を通して最もぎっくり腰になりやすい時期になります。
これは夏の時期に冷たい飲み物や食べ物をたくさん取って、お風呂はシャワーだけで済ます、みたいな生活を続けていると急激に気温が上がったり下がったりの繰り返しで自律神経がついていけず、ある日突然、「ギクッ!!」と腰をやってしまうんです。
この痛み・苦しさは経験をした人でなければ分からないと思います。
ぎっくり腰になってしまうと普段の生活もままならず、仕事も休んでずっと家で寝込んでしまうということにもなります。
そうならないためにはご自身でもしっかり体調の管理をしなくてはいけません。
そんな管理の一つとして当院では来院した方にはお風呂の入り方についてアドバイスをさせていただいています。
しっかりお風呂に入ったら湯船につかって身体の深部まで温めてください。
ちょっとぬる目の温度ですが38℃~40℃のお湯に15~20分しっかり浸かっていただきます。そうすると体の深いところまで温まり血行もよくなります。
さらに副交感神経が優位になることによってリラックスでき、質の良い睡眠が得られます。また副交感神経は内臓の働きを優位にするので、寝ている間に内臓が整っていきます。
暑い時期でもこうした入浴をしっかり行うことによって温度差の激しい時期でもぎっくり腰を防ぐことができます。
15分が長いと思われる方は徐々にでもいいので少しづつ湯船につかることを習慣づけてくださいね。